先週の日曜日、葛がからんだ雑木林に鶏がいるのに気付いたノ。
ヘルヒェンがデジカメを構えて近づいても全く意に介さず、餌を啄んでる風だったワ。
暫くして鶏が見えなくなると、ヘルヒェンが焼き鳥の話を始めたノ。
「やきとりの定番は、『ねぎま』で、モモと葱を刺した串だ。
しかし、鶏のモモを上手くカットして串に刺すのは結構難しいものダ。
そこで鶏肉専門店に行って、『クビ』の肉を買ってくるのがお勧めダ。
細長いので、これを4、5等分して、串にさせば、プロ並みの串が出来る。
それに、良く動かす処の肉は旨いと言われるように、適度な歯ごたえと脂のノリで、噛むと旨味の焼鳥になる。
焼き鳥の串に作り易い、旨い、そして価格が安い、と三拍子揃っているダ。」
一人饒舌に喋り続けたノ。
今朝、同じ所を通りかかると、林の奥に3羽鶏がいたワ。
ヘルヒェンの目が、焼き鳥の形になったので、「ワン、ワン」と吠えて、逃げるように言ったノ。