COCO's Walking -- Diary

4カブトムシの災難 -- 平成12年8月12日
stag beetle 「ア!、クワガタがいた。」ヘルヒェンが大きな声を出しながら、櫟(クヌギ)の幹に手を伸ばしたワ。 「クワガタの捕り方を知ってるか? 先ず、静かに櫟の木に近づき、手で捕まえられるクワガタをそっと捕る。 次に木を一蹴りする。すると上の方にいたクワガタがバラバラと落ちてくる。 草の間に落ちて見つからない場合は、そのまま暫く待つ。その内、ゴソゴソと動き出してくるので、草をかき分けて拾うのだ。」
全くつまらぬ事を自慢するヘルヒェンだワ。 それにしても、クワガタにとっては迷惑な話ネ。 まあヘルヒェンは、写真を撮れば満足してクワガタを放すから良いケド。
しかし、気に掛かるのは、櫟林の脇の舗装道路を真夏に散歩すると、無惨に車に轢かれたカブトムシの死骸が多いことダワ。 街路灯に飛んで来て、道路に落ち歩いていて、或いは道路に逆さに落ちて起きあがろうともがいている間に、車に轢かれるのネ。 人間の身勝手で、道路を舗装していることが、自然破壊になっていることを知っているのだろうかシラ。


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